|  可愛いワンちゃんですから抱っこしたいことでしょう。 食事の前後などに30分程度の時間を決めてかまってあげてください。
 とにかく疲れとストレスが溜まっていますから、3日間ほどはゆっくり休ませてあげる
 ことが肝要です。
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                              |  室温にご注意を。特別に難しく考える必要はありません。 犬も人と同じです。寒い時は犬も寒い、暑い時は犬も暑いのです。
 この心配りを忘れないでください。
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                              |  ケージやサークルから出して欲しくて騒いでも決して出してはダメです。 ここで負けて出してしまうと騒いだら出してもらえると学習してしまいます。
 
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                              |  健康のバロメーターは糞です。 大型犬の場合は多少軟便ですが健康な子犬は、通常はコロコロしている
 状態です。しばしば子犬は母犬の便を舐めて、おなかに回虫がいる場合もあります。
 従って普通はブリーダー段階で駆虫薬を入れていますが、それでも出ない場合が
 あり得ます。
 その虫が環境変化で動き出し、下痢の症状を見せる場合があるのです。
 ティッシュで掴めないような下痢はすぐに獣医に連れて行ってください。
 食欲はあるけど下痢が続いているとその内に食欲もなくなり、低血糖を引き起こし
 死に至る場合もあります。早期発見ならば、なんら慌てる必要はありません。
 獣医のくれた駆虫薬をフードに混ぜて与えればすぐに解消します。
 
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                              |  同様に耳を掻く状態の時は、耳ダニがいる可能性もあります。 その場合も、獣医から診察していただきダニの駆除薬を付けてあげればすぐに
 解消します。
 回虫や耳ダニはブリーダー段階でかなり配慮し清潔度の維持に努めているはず
 ですが、どんなに気を遣っても完全には駆除できない性格のものです。
 
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                              |  3日間ほどの夜泣きは当たり前です。 泣いても決して負けて、ケージから出さないでください。本能的に親犬や兄弟との
 生活を思い出し、寂しがっているのです。これからはあなたが家族であり親ですよ。
 なお、親の匂いが付いた布切れが欲しいと要望される場合もありますが、これは
 新しい環境に馴染まないことにもつながり、一考が必要でしょう。
 
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                              |  フードの与え方 フードは、現在食べているフードをブリーダーから聞いてお伝えします。
 
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                              | ●標準的な食べさせ方 お湯で15分ぐらいふやかしてから、つぶして、かき混ぜて食べさせる。
 量は最初に食べた量(最初は多目に与える)を基準に徐々に増やして行く。
 逆にお湯の量は減らし気味にし、生後90日以降(歯が生えてきた頃)は完全ドライに
 切り替える。
 (仔犬の頭半分が、ふやかし状態で1日に与える量です。この判断は難しいですから
 最初にどれほど食べるか余らす程度に与えて目安を覚えてください)
 ●1日の回数は2回〜3回
 1日の食べる量が決まっているので、それを何回かに分けて与えると言うことです。
 子犬の内は、できたら3回の方がベター)。夏場はいつまでも置いておくと悪くなるので注意。
 ●食べが悪い時は、肉缶詰をチョット混ぜて食べさせる(臭い付け程度です)。
 鳥のササミをボイルして混ぜて与えても良い。
 また犬用粉ミルクはサプリメント代わりに与えても良い。
 ●水は新鮮な水道水を与える。(ミネラルウォーターは尿結石を引き起こしやすい)
 ●決して牛乳は与えないでください。下痢の原因になります。
 
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                              |  トイレは位置を決めたら動かさないで下さい。 
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                              |  生後約4ヶ月間は、歯が生え変わるまで「あまがみ」があります。 その場合上下の顎を強く掴むか、口の付け根を思いっきり横方向に引っ張り、
 嫌がるまで「ダメ、ダメ」を繰り返して下さい。これも我慢比べです。
 
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                              |   お散歩やシャワーは90日ワクチンが終わって1週間目のデビューと考えて下さい。 ただしダッコして外に連れて行くのは構いません。
 また、お尻が汚れている場合などは部分洗いや蒸しタオルで拭いてあげてください。
 
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                              |   獣医さんのことを悪く言うつもりはありませんが、近所の人から聞いて流行っている所に 行ってください。 ペットには健康保険がありませんから、獣医師の料金は様々です。
 また、ブリーディングの知識や環境を知らない獣医も多いのが現実であり、何かあると
 子犬の問題、ブリーダーの問題にされがちな傾向にあります。
 小さい病気でも最悪を考えて大きい病気を伝える傾向にあります。
 例えばケンネルコフ(犬の風邪)とジステンバは初期症状が似ています。
 ジステンバは血液検査を終えないと断定できません。
 この場合「ジステンバの疑いがある」と告げる ことになります。
 獣医師の立場上、仕方ないのかも知れませんね。
 
 
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